季刊 現代短歌雁 3号 1987-7 の目次・内容記録
1987年7月1日発行 第1巻第3号(通巻3号)。
特集:「佐佐木幸綱」、「東京」。時評:「読者のレベルについて」(永田和宏)、「作者の読みと読者の読み」(高野公彦)
書影と奥付などの情報
- 季刊 現代短歌雁 第3号
- 1987年7月1日発行 第1巻第3号(通巻3号)
- 編集委員会:佐佐木幸綱、高野公彦、永田和宏、小池光、滝耕作(事務局)、小紋潤(編集部)
- 発行人:冨士田元彦
- 印刷:近藤印刷
- 発行所:雁書館
- 定価:1,200円
内容・目次の情報
時評
- 読者のレベルについて…
- 作者の読みと読者の読み…
リレー連載 歌の方位
- コスモロジーの崩壊と再誕…
日付のある作品 一月の歌
- 遡行的一月暦 一九八七年…
- 猫族…
特集 佐佐木幸綱
- 幸綱歌の現在を読む…
- 生命・生理・自然…
- デストロイヤーの掌…
- 佐佐木幸綱自選一〇〇首…
- 佐佐木幸綱年譜…
- 佐佐木幸綱著書解題…
特集 東京
- 東京歩行対談…
- 小見出し
- 一時三十分、深川不動尊参道中程、割烹六衛門二階座敷で昼食
- 二時四十分、清澄通りを相生橋に向かって
- 三時五分、佃島三丁目から月島二丁目へ向かって
- 四時四十五分、アークヒルビル前で
- 五時、アークヒルビル内、カフェ・コンサート
- 六時五分、国会議事堂正門前
- 小見出し
- パセリ香る都………
- 東京六話…
- 作品 七首
- 薄雪…
- 暖冬…
- きさらぎの雪…
- 本郷…
- 櫛比…
- 人工の樹々…
- 同僚…
- 東京断想…
- 浅草日本堤界隈…
- 旧き咸性にさわる〈東京〉…
作品 二十首
- おほほしく…
- 花より花が…
- 水車…
- ねむげの春…
- スイッチS1…
- 冬の燎火…
- 雪のおはなし…
- 春愁…
作品 十六首
- 境界…
- 冬唱…
- わがベクトルは…
- 風野…
- 寒椿…
- 鶴…
- 都心の坂・ほか…
新鋭評論
- 批評の領分――通底する主体――…
誌上短歌塾 雁玩館
八〇〇字エッセイ
- 日常の場で詠もう 山名康郎
- 鴎外にも見る歌俳の間――『うた日記』より…
- 茸の納戸 小林幸子
連載
- 私のめぐりの葉 3
- 仕事・非仕事・反仕事…
- 短歌の周辺 3
- 返事なき返事 岩田正
- 現代短歌のキイ・ワード 3
- ことばはふるきをしたひ…
重書評・この一冊
- 永田和宏歌集『やぐるま』
- 直喩と体性咸覚…
歌の窓 四〇〇字書評
- 塚本邦雄歌集『詩歌変』…
- 三枝昂之歌集『塔と季節の物語』…
- 道浦母都子歌集『水憂』…
- 岡井隆『五重奏のヴィオラ』…
- 河野裕子エッセイ集『みどりの家の窓から』…
- 時田則雄歌集『凍土漂泊』…
- 伊藤一彦評論集『定型の自画像』…
- 真鍋美恵子歌集『彩秋』…
- 管野朝子歌集『どこまでも橋』…
- 河野愛子歌集『反歌篇』…
- 桑原正紀『火の陰翳』…
- 坂井修一『ラビュリントスの日々』…
編集後記
その他
- カバーイラスト…
- 扉・目次絵…
- デザイン・本文レイアウト…