季刊 現代短歌雁 34号 1995-11 の目次・内容記録
1995年11月1日発行 第9巻第2号(通巻34号)。
特集:「地名と短歌・地名の喚起力」「歌とことば」。作品特集:「地名の歌」。時評:「『てまり唄』の愛唱性」(佐佐木幸綱)、「戦後五十年の短歌」(小池光)
書影と奥付などの情報
- 季刊 現代短歌雁 第34号
- 1995年11月1日発行 第9巻第2号(通巻34号)
- 編集委員会:佐佐木幸綱、小池光、小紋潤(編集部)
- 発行人:冨士田元彦
- 印刷:足柄製版印刷
- 発行所:雁書館
- 定価:1,300円
内容・目次の情報
時評
- 『てまり唄』の愛唱性…
- 戦後五十年の短歌…
リレー連載 歌の方位
- わが性への距離…
遠景近景 新宿
- 東京的暗黒 トウキョウ・ノワール…
- ビルの谷間 風の街…
特集I 地名と短歌・地名の喚起力
- 坊津遠し・我が地名へのアプローチ…
- 短歌に見られる外国地名…
- 「外」としての地名・塚本短歌における地名…
- 「現代歌枕」への試み・『新撰歌枕』全六巻について…
- 旅情を換気する地名 岡野弘彦と地名…
- トポスとしての「吉野」前登志夫と地名…
- 〈場〉の喚起力の消し方……
- 馬場あき子と黒川 馬場あき子と地名…
- アンソロジー
- 近代・現代短歌の聖地…
作品 二十首
- 海底駅…
- 部首索引…
- アメリカ合歓の木…
- むかし吉原…
- 遊底…
- 蝶を売る男…
- 許されて…
- 初秋の歌…
作品 十六首
- 晩春…
- 春の潮…
- 花渦…
- 六月の朝…
- 花曼荼羅…
- 貌…
- 黄金を浴びる人…
特集II 歌とことば
- 鼎談 歌とことば――大修館書店版『日本歌語事典』を中心に…
- 小見出し
- 歌とことば、古典から現代まで
- ことばの世界としての歌枕
- 現代の歌枕
- 物の時代と体験
- 三種の用語
- 日本の色、外国の色
- 短歌革新運動と歌語
- 共通語としての歌語
- 創作の現場とことば
- 歌語とは何か
- 日本語の表現の可能性
- 小見出し
作品特集 地名の歌
- わがフロイデ 任地にて…
- みちのくせんだいつるがせの…
- 4号バイパス…
- どこまでも帰る…
- 火山峠…
- 月白き甲府…
- 芭蕉をめぐって…
- 口と口…
- 指月橋…
- 土讃線…
- 博多今昔…
新鋭評論
- 気になる批評とその周辺…
重書評
- 高野公彦歌集『地中銀河』
- 宥しのうた…
新人を読む13 私の発見再発見
歌の窓 四〇〇字書評
- 梅内美華子歌集『ゼブラ・ゾーン』西台恵
- 結城みち子歌集『しんとろり』…
- 清田由井子歌集『讃花』…
- 中山喬史歌集『迦陵頻』…
- 村島典子歌集『時間の果実』…
- 伝田幸子歌集『ラ・フランスの梨』…
- 森本保子歌集『薔薇棘』…
- 志野暁子歌集『花のとびら』…
- 中野冴子歌集『回帰線』…
- 山村幸江歌集『藍のしづく』…
- 朝日新聞歌壇俳壇編『阪神大震災を詠む』…
誌上短歌塾 雁玩館
第八回雁玩館年度賞 結果発表
- 年間優秀作…
連載
- 私のめぐりの葉 34
- 一時間でできること…
- 短歌の周辺 34
- 映画のスチールと歌…
コラム 前後左右
編集後記
その他
- カバーイラスト…
- 扉・目次絵…
- デザイン・本文レイアウト…