月の回覧板 2015-08
「月の回覧板」では、短歌に関するイベントや歌集批評会、インターネット上で読むことができる記事を紹介しています。最近は新聞やテレビでも短歌や歌人が取り上げられることが増えてきました。夏から秋にかけてもイベントが多いので、チェックしてみてください。
(土)
イベントや批評会情報の掲載には十分の注意を払っておりますが、内容が変更となることがあります。必ず公式情報をご確認ください。
( 掲載順不同・敬称略 )
ニュース・短歌時評・読み物
更新が確認できなかったウェブサイトは掲載を省いています。
- YOMIURI ONLINE
- ハフィントンポスト:日本翻訳大賞の生みの親、西崎憲さんに短歌とご自身の歌集の話をうかがいました
- 現代ビジネス:若者が短歌に親しむ時代!?「サブカルとしての短歌」が今おもしろい!
- マイナビ ニュース:女子大生が歌人・穂村弘さんに恋の話を聞いてきました
- UNN関西学生報道連盟:あなたにとって、短歌とは?/大阪大学短歌会
- 壜:高木佳子
- 「詩客」短歌時評
- 短歌評:田中庸介:冷えてゆく冷えてゆくピアノ~千葉聡歌集『海、悲歌、夏の雫など』を読む
- 短歌時評:齋藤芳生:第115回 大松達知歌集『ゆりかごのうた』から、短歌結社について考える。
- 自由詩時評:高塚謙太郎:第157回 中家菜津子歌集『うずく、まる』(書肆侃侃房)の詩篇(や歌)について
- 塔短歌会
- 2015年7月号:短歌時評:大森静佳:「批評ニューウェーブ」への疑問
- 未来短歌会
- 竹柏会「心の花」
- 2015年7月号:時評:佐佐木定綱:「食うもの、食われるもの」、駒田晶子:「ひとの目、わたしの目」 … それぞれPDFファイルでの公開
- 歌林の会
- 2015年7月号:浦河奈々:時評
- 水甕社「水甕」
- 2015年7月号:歌壇時評:加藤直美:情景一致
- 2015年7月号:自由評論:重吉知美:短歌の歌会における「批評」の実践(一) 桜の歌
- 橄欖追放 東郷雄二のウェブサイト
- 第167回:フラワーしげる『ビットとデシベル』
- 第166回:河野美砂子『ゼクエンツ』
- 砂子屋書房:月のコラム うたの雫、詩のしずく:加藤英彦
- 中国新聞 アルファ:言ノ葉ノ箱:東直子
- 7月:つらぬく言葉
- ふげん社:書物への旅:吉田隼人
- 2015年7月:第8回 翻訳の悪無限――コトバの/と哲学
- 左右社:回り出づる悩み:山田航
- 第18回:回文が伸びてゆくまで
- 第17回:逆に読むな危険
- 本の話 WEB:ことばのおもちゃ缶:山田航
- 砂子屋書房:一首観賞*日々のクオリア:さいかち真・松村由利子
- ほんちゅ!:木下龍也「笑ってるけどたぶん折れてる」
- ふらんす堂
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公開講座・各種イベント
今回の記事で足したものには[New]マークをつけています。
2015年8月16日(日)・17日(月)
- [於] 古今伝授の里フィールドミュージアム(岐阜)
2015年8月22日(土)
- [司会] 大辻隆弘 [パネリスト] 加藤治郎・ 大塚寅彦・ 荻原裕幸:[於] 四日市都ホテル(三重)
- 永田和宏講演「作歌のヒントーー世界を丸ごと感じていたい」、吉川宏志・花山多佳子・栗木京子鼎談「歌が誕生するとき」、歌合:[於] 城山観光ホテル(鹿児島)
2015年8月25日(火)
- [於] 塔短歌会事務所(京都)
2015年9月6日(日)
- 講演 三枝昂之「土屋文明が問いかけるもの」、トークセッション「文明調とは何か 歌集『山谷集』を中心に」 [パネリスト] 永井祐・齋藤芳生・間瀬敬・雁部貞夫・沢口芙美 :[於] 水戸三の丸ホテル(茨城)
2015年9月16日(水)
- [パネリスト] 今井恵子・栗木京子 [司会] 穂村弘 :[於] 学士会館(東京・神田)
2015年9月19日(土)
- [於] カフェスロー大阪(大阪)
2015年9月20日(日)
- [於] 堺市産業振興センター イベントホール(大阪)
2015年9月22日(火)・23日(水)
- 永田和宏・河野裕子一家のリレーエッセイ『家族の歌』を元に構成した朗読劇 :[於] 梨木神社 能舞台(京都)
2015年9月27日(日)
- [講演] 三枝昂之 [提言] 永田和宏 :[於] 京都教育文化センター(京都)
2015年10月21日(水)
- [パネリスト] 萩原朔美・佐藤弓生 [司会] 笹公人 :[於] 学士会館(東京・神田)
2015年10月25日(日)
- [於] 都久志会館(福岡)
2015年10月27日(火)
- [於] 塔短歌会事務所(京都)
2015年11月24日(火)
- [於] 塔短歌会事務所(京都)
資料館・展示イベント
展示会場には定休日もあります。必ず公式情報をご確認ください。
- 2015年7月27日(月)~2015年8月2日(日)
- [於] 大阪
- 2015年5月29日(金)~2015年8月30日(日)
- [於] さかい利晶の杜(大阪)
- 2015年7月18日(土)~2015年10月12日(月・祝)
- [於] 山川登美子記念館(福井)
批評会・出版記念会
- 2015年9月20日(日)
- 服部真里子『行け広野へと』歌集批評会[司会] 田中槐 [パネリスト] 水原紫苑・染野太朗・吉田隼人 :[於] 中野サンプラザ(東京・中野)
- 2015年11月7日(土)
- [司会] 島田幸典 [パネリスト] 染野太朗・田中ましろ・光森裕樹 :[於] ハートピア京都(京都)
編集後記 2015-7
音楽の定額聴き放題サービスが日本でも本格的に始まったので、試しています。使い始めた当初は、”聴き放題”でなければ買っていたであろう、自分の好みにあった曲を探すのに必死でした。出会った”いい曲”の値段の総計で、定額サービスの元を取らなければ、という発想ですね。なんだかすぐに疲れてしまって、今では流しっぱなしに。「好みの曲だけを繰り返しずっと聴くことが幸せ」という当然のような記憶や考え方も、実は特定の時代や世代における消費の型のひとつに過ぎないのかもしれません。
短歌の話に繋げるならば…「好みの歌に付箋を貼りつつ歌集を読む」ということは、時代ごとに”付箋”にあたるものをアップデートしながらも、未来永劫続くものだと信じてきましたが、案外あっさり変わるかも。
(tankaful編集部 光森裕樹)
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