季刊 現代短歌雁 14号 1990-4 の目次・内容記録
1990年4月1日発行 第4巻第2号(通巻14号)。
特集:「伊藤一彦」「批評の現在」。作品特集:「私の部屋」。時評:「想像力と驚きと――現実をめぐる二重性」(永田和宏)、「タテとヨコ」(小池光)
書影と奥付などの情報
- 季刊 現代短歌雁 第14号
- 1990年4月1日発行 第4巻第2号(通巻14号)
- 編集委員会:佐佐木幸綱、高野公彦、永田和宏、小池光、滝耕作(事務局)、小紋潤(編集部)
- 発行人:冨士田元彦
- 印刷:足柄製版印刷
- 発行所:雁書館
- 定価:1,240円
内容・目次の情報
時評
- 想像力と驚きと――現実をめぐる二重性…
- タテとヨコ…
リレー連載 歌の方位
- 表現者の根拠…
日付のある作品 十月の歌
- 紅葉變…
- 六輝變…
特集 伊藤一彦
- 静謐なる飢餓――伊藤一彦へ…
- 周縁部の底力――『青の風土記』の一連作について…
- 何故?――この月恋ふる人…
- 伊藤一彦自選一〇〇首…
- 伊藤一彦年譜…
- 伊藤一彦著書解題…
作品 二十首
- 紺のうしほに…
- 記憶…
- おとのせぬ鎖…
- 消えゐよ 冬星…
- 伽羅油塗る…
- ひんやりと…
- 叛・現実…
- ミラノ再訪…
作品 十六首
- 撓垂るる朱…
- 南館四七三号室…
- アスターの花…
- 秋後半…
- ここを過ぎて…
- 都市季節・冬…
- 月下の一人…
特集 批評の現在
- 総論
- 予測不能の時代の表と裏――象徴的な二つの論…
- 座談会 批評の現在・批評の創造…
- 小見出し
- 自著について
- 批評はむなしいか
- 歌の分析ということ
- 批評と実作
- 作品の理解ということ
- 短歌批評の現在
- 党派的批評について
- 批評の触発力ということ
- 批評の実在感について
- 批評の活性化
- 批評の育成と今後の見通し
- 小見出し
作品特集 私の部屋
- 机のうえ…
- 毒…
- ストウ夫人…
- 扇状の視野…
- おまへのやうに…
- わが方丈記…
- ためらい…
- 惜椿亭書屋…
- 騒立つ部屋…
- 凩…
- 机…
新鋭評論
- 風通しのよい場所…
重書評
- 塚本邦雄歌集『波瀾』
- 短歌滅亡の予感…
八〇〇字エッセイ
- 鬼火…
- 勁い歌の人…
- 人が人と会うこと…
歌の窓 四〇〇字書評
- 石川不二子歌集『鳥池』…
- 豊田清史歌集『生霊』…
- 浅井万砂子歌集『花小路』…
- 富小路禎子歌集『花をうつ雷』…
- 久津晃歌集『僕と獏』…
- 中島文子歌集『森ひとつ』…
- 前田えみ子歌集『メドゥサの口紅』…
- 先川露江歌集『山鳩』…
- 花山多佳子歌集『砂鉄の光』…
- 松平盟子歌集『シュガー』…
- 牛尾昌江歌集『影青の陶片』…
- 重本千代歌集『ひまわり』…
誌上短歌塾 雁玩館
第三回雁玩館年度賞 結果発表
- 年間優秀作…
連載
- 私のめぐりの葉 14
- 乗りものの話…
- 短歌の周辺 14
- 私のうちなる事件…
コラム 前後左右
編集後記
その他
- カバーイラスト…
- 扉・目次絵…
- デザイン・本文レイアウト…