季刊 現代短歌雁 38号 1997-3 の目次・内容記録
1997年3月15日発行 第10巻第2号(通巻38号)。
特集:「ボーダレス時代の短歌」。作品特集:「美味しいふるさと」。時評:「白紙の心」(高野公彦)、「借金の穴から結社をのぞく」(永田和宏)
書影と奥付などの情報
- 季刊 現代短歌雁 第38号
- 1997年3月15日発行 第10巻第2号(通巻38号)
- 編集委員会:高野公彦、永田和宏、小紋潤(編集部)
- 発行人:冨士田元彦
- 印刷:足柄製版印刷
- 発行所:雁書館
- 定価:1,300円
内容・目次の情報
時評
- 白紙の心…
- 借金の穴から結社をのぞく…
リレー連載 歌の方位
- インターネットと場の変容…
遠景近景 臨海副都心
- ゆりかもめに乗って臨海副都心へ行こう…
- くろがね…
特集 ボーダレス時代の短歌
- 魚剖き歌その後…
- 女が「抱く」と詠う時…
- 男歌の女性化―男歌・女歌の彼方へ…
- 男はどこにいったのか―歌の中の男言葉・女言葉…
- 〈卵〉が割れる日―〈卵〉はどう詠われてきたか…
- 〈卵〉の歌40首…
- 鼎談 〈座〉の変容と短詩型…
- 小見出し
- 歌会と句会
- 歌をつくるスタイル
- 共同でつくる俳句
- 添削と歌会の差異
- 本来個人の作ではなかった
- プロデュースとしての創作
- 即詠の特殊技能
- 句会の比重
- インターネット歌会
- 素人の可能性
- 新しい〈場〉と短歌・俳句の大衆化
- 読者は何人いるか
- 小見出し
作品 二十首
- 土俵と夕映え…
- アライグマ…
- 乱調茂吉風戯篇…
- 胸の水…
- 中国スケッチ…
- 立てひざの土偶の女…
- 無題…
- 雪の川…
作品 十六首
- 天体…
- セレベス…
- 雪のつぶて…
- 冬の到来…
- 黒煙からむ…
- ひとりのくさめ…
- 水妖記…
作品特集 美味しいふるさと
- 〈北海道〉
- 鮭…
- 〈岩手〉
- わんこそば…
- 〈東京〉
- 回転寿司屋の巻…
- 〈山梨〉
- 甲州ほうとう…
- 〈長野〉
- おやき讃…
- 〈岐阜〉
- 鮎…
- 〈京都〉
- 京野菜に寄せて…
- 〈大阪〉
- お好み焼き…
- 〈島根〉
- 宍道湖のしじみ…
- 〈高知〉
- かつお…
- 〈福岡〉
- ふく…
新鋭評論
- 新たなる日本への回帰―朔太郎後の「時代の先駆者」を考える…
重書評
- 岡井隆コレクション7『時評・状況論集成』
- 異分子の気概…
新人を読む17 私の発見再発見
- 新人の歌集から…
歌の窓 四〇〇字書評
- 志垣澄幸歌集『水撃』…
- 坂井修一歌集『スピリチュアル』…
- 川口美根子編『マリオン愛の歌百花譜』…
- 小倉嘉子歌集『約束の虹』…
- 原田千万歌集『こころの傾斜』…
- 宮原望子歌集『これやこの』…
- 斉藤梢歌集『桜雨』…
- 石川信子歌集『風の行方』…
- 津川信子歌集『銀河螢』…
- 田中敦子歌集『輝ける翅』…
- 谷口よね子『風花』…
- 高瀬一誌歌集『スミレ幼稚園』…
誌上短歌塾 雁玩館
連載
- 私のめぐりの葉 38
- 消費について…
- 短歌の周辺 38
- 最後のうたびと太田靑丘…
コラム 前後左右
編集後記
その他
- カバーイラスト…
- 扉・目次絵…
- デザイン・本文レイアウト…