季刊 現代短歌雁 44号 1999-4 の目次・内容記録
1999年4月15日発行 第11巻第4号(通巻44号)。
特集:「小島ゆかり」「馬場あき子の世界」。時評:「母語の梢は匂うか――大口玲子『海量』を読む」(田中綾)
書影と奥付などの情報
- 季刊 現代短歌雁 第44号
- 1999年4月15日発行 第11巻第4号(通巻44号)
- 編集部:小紋潤、青木信
- 発行人:冨士田元彦
- 印刷:足柄製版印刷
- 発行所:雁書館
- 定価:1,330円
内容・目次の情報
時評
- 母語の梢は匂うか――大口玲子『海量』を読む…
リレー連載 歌の方位
- 雄弁なる日本語――歌謡新時代…
遠景近景 河
- 大川、そして父…
- 河と鴉…
連載作品 季の栞 3
- 家…
連載 わが意中の歌人たち 4
- 釈迢空(上)…
特集I 小島ゆかり
- 航跡の傷…
- 不安と共感の両義性…
- 空の不思議と生活のこと『水陽炎』『月光公園』を中心に…
- 小島ゆかり自選一〇〇首…
- 小島ゆかり自筆年譜…
- 小島ゆかり著書解題…
特集II 馬場あき子の世界
- 拠るべきは己ひとり――初期馬場あき子の軌跡…
- 馬場あき子的なるものの確立と成熟――『桜花伝承』から『ふぶき浜』まで…
- 切れ味ということ――馬場あき子の現在…
作品 十六首
- 水…
- カウントダウン…
- 春隣側息歌篇…
- 漠…
- 風は勢ふ…
- 正月前後…
- ま白き球…
- 西コテージ八六三…
- 東京タワー周辺…
- 芝刈機…
- 燭をかかげて…
- 明暮の歌…
作品 十首
- 寒臘梅…
- 殴たる…
- なか空…
- 虹時雨…
- バレンタインデー…
- 年々の大根…
- 会津身不知柿…
- 回想 龍門石窟……
- 銀色の鍵…
- 蛍袋…
- 何糺さんや…
- 冬牡丹…
- スピリット…
- 蓬萊…
- 虫食わぬ菜っ葉…
- 真冬のポピー…
- 新春の獅子舞…
- 老人力…
歌集・歌書を読む
- 大口玲子歌集『海量』
- 意志持つ抒情…
作品季評 4
- 「現代短歌雁」43号、「短歌」10月号、「短歌往来」11月号…
歌の窓 四〇〇字書評
- 関口ひろみ歌集『あしたひらかむ』…
- 坂出裕子歌集『日高川水游』…
- 永井秀幸歌集『常幻寺沢』…
- 森山晴美歌集『月光』…
- 福原美江歌集『百合の火矢』…
- 大澤澄子歌集『ランナウェイ』…
- 赤星千鶴子歌集『點鐘』…
- 藤下満子歌集『石庭』…
- 高久満夫歌集『行徑』…
- 田中比沙子歌集『鞦韆の記憶』…
- 佐々木松枝歌集『君子蘭』…
- 渡辺幸子歌集『ドラセナの窓』…
誌上短歌塾 雁玩館
連載
- 私のめぐりの葉 44
- 部屋について…
- 短歌の周辺 44
- 思考中断…
編集後記
その他
- 表紙絵…
- デザイン…