季刊 現代短歌雁 18号 1991-4 の目次・内容記録
1991年4月1日発行 第5巻第2号(通巻18号)。
特集:「道浦母都子」。特集:「戦後短歌史――その核心」。作品特集:「少年時代少女時代」。時評:「ミクロとマクロ」(高野公彦)、「ふたつの立場」(永田和宏)
書影と奥付などの情報
- 季刊 現代短歌雁 第18号
- 1991年4月1日発行 第5巻第2号(通巻18号)
- 編集委員会:佐佐木幸綱、高野公彦、永田和宏、小池光、滝耕作(事務局)、小紋潤(編集部)
- 発行人:冨士田元彦
- 印刷:足柄製版印刷
- 発行所:雁書館
- 定価:1,240円
内容・目次の情報
時評
- ミクロとマクロ…
- ふたつの立場…
リレー連載 歌の方位
- 昭和詩としての短歌――土屋文明の死から遡る…
日付のある作品 十月の歌・十月の句
- どろーいんぐ…
- 十月…
特集 道浦母都子
- 「われ」の揺らめき…
- 道浦母都子についての十五の断片…
- 状況から時間へ――〈典型〉へのアンチテーゼとして…
- 道浦母都子自選一〇〇首…
- 道浦母都子自筆年譜…
- 道浦母都子著書解題…
作品 二十首
- いずこの辻…
- 十郎兵衛屋敷…
- 山伏峠…
- 耳だけあかい…
- 東京湾岸私的事情…
- 秋草の花…
- 眼底出血その後…
- サダム・フセイン…
作品 十六首
- 風聞…
- ……道遠し…
- 石の粉…
- 目の中へお入り…
- 秋長けて…
- 黄金伝説…
- 昧爽の雨…
戦後短歌史――その核心
- I 総論
- 戦後短歌史の始発点…
- II 昭和20年代
- 『新選五人』の位置――断絶の繰り返し…
- III 昭和30年代
- 〈前衛〉の残したもの…
- IV 昭和40・50年代
- 短歌のなかの時間――その変容を中心に…
作品特集 少年時代少女時代
- 華のあたりの…
- アルバム…
- メンデルの豌豆…
- 杳き生化学…
- 峻しき階…
- 遊…
- まだ見ぬ恋…
- ふろしき…
- あさきゆめ…
- 天神山時代…
- 泣きおれば…
- 一九九〇年に…
新鋭評論
- 「前衛短歌」に揺籃期はあったか――森岡貞香、中城ふみ子を中心にして… 重書評
重書評
- 岩田正評論集『現代歌人の世界』『歌の心・歌のいのち』
- 歴史性について…
八〇〇字エッセイ
- 子規・庭・短歌…
歌の窓 四〇〇字書評
- 田井安曇歌集『経過一束』…
- 岩田正評論集『現代歌人の世界』…
- 河村崎陽子歌集『紡がざるなり』…
- 川野里子歌集『五月の王』…
- 現代短歌文庫9『永田和宏歌集』…
- 早川温歌集『ヌー』…
- 山賀春江歌集『黄昏領域』…
- 中西洋子歌集『萩砦』…
- 田中夏日歌集『ら えすぺくたどーら』…
- 野口清子歌集『真面目が好きだ』…
- 北山寛子歌集『旗の道』…
- 青木信歌集『ペルソナの女』……
誌上短歌塾 雁玩館
連載
- 私のめぐりの葉 18
- 鳥について…
- 短歌の周辺 18
- シンジケート異聞…
コラム 前後左右
編集後記
その他
- カバーイラスト…
- 扉・目次絵…
- デザイン・本文レイアウト…