tankaful勉強会「追体験短歌史 1995年編」のお知らせ

短歌の世界で起こった出来事を振り返る「追体験短歌史」という勉強会をテスト開催いたします。今回は、「阪神・淡路大震災」と「地下鉄サリン事件」が起こり、また「戦後50年」にもあたる年であった「1995年」を振り返ります。参加を希望される方は、詳細をご確認のうえ、応募フォームよりお申込みください。
(土)

 tankafulへのご要望に「(リアル/ネット問わず)勉強会を開いて欲しい」「短歌史を知りたい」というものがいくつかありました。「勉強会」や「短歌史」という言葉から想い描くものはいろいろあるかと思われますが、ここ20年ぐらいの短歌研究「短歌年鑑」の年間回顧座談会をひとつひとつ辿っていく、気長で気楽な会を継続的に開けないかと思っています。

 一体どのような会になるのか、あれこれと想像していてもはじまりませんので、まずは来月3月21日(土・祝)に新宿でテスト的に開催いたします(対象は20年前の「1995年」)。継続開催、大人数化、ネット開催などは、その結果・反応をふまえて検討できればと思います。

 「短歌年鑑」などの資料はこちらで用意いたします。また、事前の下調べは不要です。その場で、年間回顧座談会を読み進めていき、関連する歌人や作品・文章について簡単に触れていくような、のんびりとした流れを考えています。初学者の方や、20年前どころかここ5年のことさえ分からないよという方も大歓迎です。

日付2015年3月21日(土・祝)
時刻【午前の部】9:00~13:00
【午後の部】14:00~18:00
* 内容は同じですので、どちらか一方に”のみ”お申込みください。複数の応募があった場合には、こちらで任意の部を決めさせていただきます。
場所喫茶室ルノアール 新宿区役所横店 【地図
*新宿区役所に向かって右手裏の小道
最寄り駅 JR新宿駅東口:徒歩10分
西武新宿駅下車:徒歩7分
費用1,000円(資料代含む)+ドリンク代
人数午前の部、午後の部ともに9名まで。
* 人数が5人以下の場合には、中止することもあります。
内容短歌研究’95年12月号「短歌年鑑」年間回顧座談会を中心に、その場で読んで意見交換を行います。この年は、「阪神・淡路大震災」と「地下鉄サリン事件」が起こり、また「戦後50年」にもあたる年でした。

なお、補助資料として以下を検討しています。
・一ノ関忠人「戦後50年――短歌の去就」
・小笠原賢二「震災歌のパターン」「オウム事件と短歌・続」
・河田育子「短歌の限界と可能性、そして喜び」
・穂村弘「一九九五」
…など

 参加をご希望の方は、3月10日24:00までにこちらのお申し込みフォームからご連絡ください。なお、お申込み多数の場合には抽選となりますので、予めご了承くださいませ。

[お申込みはこちらから]
お申込み期間は終了となりました。たくさんのお申込み、ありがとうございました。



記事のカテゴリー:お知らせ, 編集部からのお知らせ
ひとつ新しい記事

「さまよえる歌人の会」への12の質問
石川 美南

ひとつ古い記事

月の回覧板 2015-3
tankaful編集部

月の回覧板

新しい記事・ページ

塚本邦雄賞の記録tankaful編集部

日本抒情派 1964年9・10月号tankaful編集部

日本抒情派 1964年8月号tankaful編集部

日本抒情派 1964年7月号tankaful編集部

日本抒情派 1964年6月号tankaful編集部

近日のイベント (更新停止中)

歌集・歌書案内

オレがマリオ (文春文庫)
俵万智文藝春秋:2017年
歌集の文庫化。解説 松村由利子
かばん 2017年7月号
かばんの会2017年
特集:通算400号記念 500号に向けてのタイムカプセル
今からはじめる短歌入門
沖ななも飯塚書店:2017年
みだれ髪
与謝野晶子、今野寿美 (解説)角川学芸出版:2017年
藤原定家全歌集 上 (ちくま学芸文庫)
藤原定家、久保田淳 (解説)筑摩書房:2017年
スウィート・ホーム
西田政史書肆侃侃房:2017年
ユニヴェール・シリーズ4冊目
永田和宏作品集1
永田和宏青磁社:2017年
第1歌集『メビウスの地平』から第11歌集『日和』まで収録。 詳細年譜、全歌の初句索引付
恋人不死身説
谷川電話書肆侃侃房:2017年
現代歌人シリーズ15。解説:穂村弘
きょうごめん行けないんだ
柳本々々、安福望食パンとペン:2017年
白猫倶楽部
紀野恵書肆侃侃房:2017年
現代歌人シリーズ16
人の道、死ぬと町
斉藤斎藤短歌研究社:2016年
食器と食パンとペン 私の好きな短歌
安福望キノブックス:2015年
様々な歌人の短歌に素敵なイラストを添えた一冊
桜前線開架宣言
山田航左右社:2015年
1970年以降に生まれた歌人40名の作品世界の紹介とアンソロジー