月の回覧板 2016-8
「月の回覧板」では、短歌に関するイベントや歌集批評会、インターネット上で読むことができる記事を紹介しています。今回は更新内容はやや少なめですが、紀伊國屋書店新宿本店での「瀬戸夏子さん×伊舎堂仁さんトークイベント――「あたらしい短歌」の「あたらしさ」をめぐって。」など見逃せないイベントも!
(水)
イベントや批評会情報の掲載には十分の注意を払っておりますが、内容が変更となることがあります。必ず公式情報をご確認ください。
( 掲載順不同・敬称略 )
ニュース・短歌時評・読み物
更新が確認できなかったウェブサイトは掲載を省いています。
- なんも大学:暮らしの美術 詩修:詩人が描く 池田修三の言葉:木下龍也
- ほろ酔い日記:佐佐木幸綱
- 短歌のピーナツ:堂園昌彦・永井祐・土岐友浩
- 第21回:堂園昌彦:岡井隆・小池光・永田和宏『斎藤茂吉――その迷宮に遊ぶ』:ドリームチーム、茂吉を語る
- 第20回:土岐友浩:佐藤春夫『晶子曼陀羅』:事実か、真実か、それとも物語か
- 第19回:永井祐:小池光『街角の事物たち』
- 第18回:堂園昌彦:大岡信『一九〇〇年前夜後朝譚』:「短歌」と「和歌」の違いってなんだ
- 壜:高木佳子
- 「詩客」短歌時評
- 短歌評:添田馨:ふつふつと湧き出ずるもの――岩田亨「聲の力」とは何か
- 総合文学ウェブ情報誌 文学金魚
- 塔短歌会
- 2016年8月号:短歌時評:花山周子:『桜前線開架宣言』―新しいアンソロジー
- 竹柏会「心の花」
- 2016年8月号:時評:安田百合絵:韻律/定型論の再興によせて (PDF)
- 2016年8月号:時評:田中拓也:高校生の短歌大会 (PDF)
- 歌林の会
- 水甕社「水甕」
- 2016年8月号:歌壇時評:清水正人:格差
- 2016年8月号:テーマ評論:加藤直美:日常の<私>、非日常の<私>
- 2016年8月号:自由評論:津山類:茂吉の『写生論』と加藤将之のエクジステンツ
- 2016年8月号:自由評論:高橋良子:実存短歌の系譜
- 橄欖追放 東郷雄二のウェブサイト
- 砂子屋書房:こゆるぎ通信:柳宣宏
- wotpi
- TOCANA:【オカルト短歌コンテスト】恐怖のコックリさんを短歌で詠む! 優秀作品は?:笹公人
- ふげん社:記憶=私の不確かさをめぐる12の断章:吉田隼人
- 砂子屋書房:一首観賞*日々のクオリア:三井修・佐藤弓生
- ふらんす堂:栗木京子の短歌日記
歌集批評会・公開講座・各種イベント
今回の記事で足したものには[New]マークをつけています。
2016年9月4日(日)
- [於] 岩手県産業会館 7F大ホール(岩手・盛岡市)
2016年9月10日(土)
- [於] 青森県立美術館シアター(青森県・青森市)
- [レポーター] 中川昭・尾崎まゆみ [司会] 小林幹也 :[於] 兵庫勤労市民センター(兵庫県)
2016年9月17日(土)
- 「ユリイカ」2016年8月号「あたらしい短歌、ここにあります」刊行記念 瀬戸夏子さん×伊舎堂仁さんトークイベント ――「あたらしい短歌」の「あたらしさ」をめぐって[対談] 瀬戸夏子、伊舎堂仁 :[於] 紀伊國屋書店新宿本店8階イベントスペース(東京・新宿)
2016年9月18日(日)
- [於] 堺市産業振興センター イベントホール(大阪・堺市)
2016年9月21日(水)
- [司会] 渡英子 [パネリスト] 細川光洋・栗木京子 :[於] 学士会館(東京・神田)
2016年10月19日(水)
- [司会] 笹公人 [パネリスト] 横山未来子・柳宣宏 :[於] 学士会館(東京・神田)
2016年10月30日(土)
- [於] 都久志会館(福岡県)
2016年11月23日(水・祝)
- [於] 東京流通センター 第二展示場(東京)
2017年2月25日(土)
資料館・展示イベント
展示会場には定休日もあります。必ず公式情報をご確認ください。
- 2016年7月16日(土)~2016年9月19日(月・祝)
- [於] 群馬県立土屋文明記念文学館(群馬県)
- 2016年9月3日(土)~2016年10月10日(月・祝)
- [於] 國學院大學博物館(東京・渋谷)
編集後記 2016-8
電子書籍の月額定額読み放題サービスの「kindle unlimited」が始まり、書肆侃侃房の「新鋭短歌シリーズ」「現代歌人シリーズ」が対象となっていることからも、大きな話題となりました。
紙媒体から電子媒体への変化のなかで、お金の流れ方が多様化するのは当然とは言え、読書を取り巻く環境がこれからどうなっていくのか、ますます目が放せなくなってきました。
電子媒体で、月額定額で…と、さまざまな手段でアクセスできる書籍がある一方で、電子化どころか紙媒体としても入手ができないままの書籍があるのも事実。アクセスのし易さが、書籍そのものの価値にすり替わってしまわないよう気をつけねばとも感じました。
(tankaful編集部 光森裕樹)
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