月の回覧板 2016-9
「月の回覧板」では、短歌に関するイベントや歌集批評会、インターネット上で読むことができる記事を紹介しています。10月はひっきりなしにイベントが開催されますので、お見逃しなく。来年のイベントとして、第一回文学フリマ京都や洞田明子歌集『洞田』批評会についても掲載しました。
(金)
イベントや批評会情報の掲載には十分の注意を払っておりますが、内容が変更となることがあります。必ず公式情報をご確認ください。
( 掲載順不同・敬称略 )
ニュース・短歌時評・読み物
更新が確認できなかったウェブサイトは掲載を省いています。
- YOMIURI ONLINE:始まりの1冊:『シンジケート』1990年 穂村弘さん:穂村弘
- 東京新聞:結城二高が短歌甲子園で話題賞 異色チームが結束
- 神戸新聞NEXT:現代版「短歌会」に学生夢中 SNSと親和性高く
- ニッケイ新聞:「ナイス提案!」「ナイス提案!」うす闇に叫ぶわたしを妻が揺さぶる
- 左右社:【公募】現代俳句アンソロジーを刊行いたします!:佐藤文香
- 八木書店 コラム:『短歌研究』昭和20年第4号―疎開という名の難民【日本古書通信 編集長だより9】
- 星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記:短歌のトークイベントに行ってきた:星野智幸
- ほろ酔い日記:佐佐木幸綱
- 短歌のピーナツ:堂園昌彦・永井祐・土岐友浩
- 第26回:土岐友浩:永田和宏『解析短歌論』:「ない」を見る眼
- 第25回:永井祐:安田純生『現代短歌のことば』
- 第24回:堂園昌彦:小高賢『宮柊二とその時代』: 宮柊二と戦後社会
- 第23回:土岐友浩:高島裕『廃墟からの祈り』:光を待つ
- 第22回:永井祐:塚本邦雄『夕暮の諧調』
- 第21回:堂園昌彦:岡井隆・小池光・永田和宏『斎藤茂吉――その迷宮に遊ぶ』:ドリームチーム、茂吉を語る
- 壜:高木佳子
- 未来短歌会
- 2016年9月号:時評:吉野亜矢:参院選を前に
- 「詩客」短歌時評
- 短歌評:田中庸介:ぞんぶんに泳ぎまわれる水槽はあるか――奥村晃作歌集『ビビッと動く』を読む
- 短歌時評:第123回:田丸まひる:武田穂佳の顔、山階基の表情-「ユリイカ」、第五十九回短歌研究新人賞を中心に
- 短歌評:鈴木一平:短歌を見ました2
- BLOG俳句新空間
- 【短詩時評 26軒目】:柳本々々:「仕遂げて死なむ」ことの不可能性ー第五十九回短歌研究新人賞候補作・小坂井大輔「スナック棺」からー
- 【短詩時評 24首目】:柳本々々:瀬戸夏子に〈出会う〉こと-『ユリイカ あたらしい短歌、ここにあります』から想を得て-
- 塔短歌会
- 2016年9月号:短歌時評:花山周子:アンソロジーの時代に思うこと
- 竹柏会「心の花」
- 2016年9月号:時評:安田百合絵:水によせて (PDF)
- 2016年9月号:時評:田中拓也:二十二世紀への視座 (PDF)
- 歌林の会
- 2016年9月号:浦河奈々:時評
- 水甕社「水甕」
- 2016年9月号:歌壇時評:木下のりみ:無意味を読む
- 2016年9月号:テーマ評論:丹羽智子:米川千嘉子の「私」を読む
- 橄欖追放 東郷雄二のウェブサイト
- 第194回:岡野泰輔『なめらかな世界の肉』
- 第193回:西橋美保『うはの空』
- 砂子屋書房:こゆるぎ通信:柳宣宏
- wotopi
- 中国新聞 アルファ:言ノ葉ノ箱:東直子
- 8月:火山の苔
- ふげん社:記憶=私の不確かさをめぐる12の断章:吉田隼人
- 砂子屋書房:一首観賞*日々のクオリア:三井修・佐藤弓生
- ふらんす堂:栗木京子の短歌日記
歌集批評会・公開講座・各種イベント
今回の記事で足したものには[New]マークをつけています。
2016年10月1日(土)
- [出演] 雨宮真由、伊舎堂仁、井上法子、木下龍也、小祝日魚子、紺野ちあき、斎藤見咲子、燈羽野きぃ、千葉聡、服部真里子、平田有、法橋ひらく、穂崎円、沼尻つた子、フラワーしげる :[於] 吉祥寺シエモア (東京・吉祥寺)
2016年10月2日(日)
- [出演者] 鈴木晴香、岡野大嗣、タカギトオル、タケモトコウジ :[於] 枚方 蔦屋書店3Fラウンジスペース(大阪府・枚方市)
2016年10月8日(土)
- [講師] 魚村晋太郎 :[於] 佛教大学四条センター(京都府・京都市)
- [講演] 永田和宏 :[於] 倉吉シティホテル(鳥取県・倉吉市)
2016年10月9日(日)
- <講演> 牧水のなつかしさと新しさ:伊藤一彦、 <シンポジウム> 牧水を今どう読むか:興梠慶一(司会)、土岐友浩、大森静佳、九鬼勉、伊藤一彦 :[於] 宮日会館(宮崎県・宮崎市)
2016年10月10日(月・祝)
- [講演] 島田修三 :[於] 愛知淑徳大学長久手キャンパス(愛知県・愛知郡)
2016年10月16日(日)
- [発表者] 久真八志、睦月都 :[於] あんさんぶる荻窪(東京・荻窪)
2016年10月19日(水)
- [司会] 笹公人 [パネリスト] 横山未来子・柳宣宏 :[於] 学士会館(東京・神田)
2016年10月30日(土)
- [於] 都久志会館(福岡県)
2016年11月6日(日)
- <第1部>「小瀬歌論の魅力を語る」[語り手] 後藤すみ子、鈴木竹志、平井弘(ゲスト) <第2部>「今、短歌評論家のなすべきこと」[講師] 佐佐木幸綱、小塩卓哉、川本千栄、山田航、寺井龍哉、鈴木竹志氏(司会):[於] 古今伝授の里フィールドミュージアム 和歌文学館(岐阜県・郡上市)
2016年11月19日(土)
- [登壇] 黒瀬珂瀾、服部真里子、山﨑修平 :[於] 本屋B&B(東京・世田谷区)
2016年11月23日(水・祝)
- [於] 東京流通センター 第二展示場(東京)
2016年11月26日(土)
- 東直子 :[於] 日本近代文学館ホール(東京・目黒区)
2017年1月22日(日)
- [於] 京都市勧業館 みやこめっせ(京都府・京都市)
2017年2月25日(土)
- [パネリスト] 阿波野巧也、大辻隆弘、斉藤斎藤(司会)、花山周子 :[於] 中野サンプラザ(東京・中野区)
2017年3月26日(日)
- [於] 前橋プラザ元気21 にぎわいホール(群馬県・前橋市)
資料館・展示イベント
展示会場には定休日もあります。必ず公式情報をご確認ください。
- 2016年9月20日(火)~2016年10月2日(日)
- [於] テンポラリースペース(北海道・札幌市)
- 2016年9月3日(土)~2016年10月10日(月・祝)
- [於] 國學院大學博物館(東京・渋谷)
- 2016年10月1日(土)~2016年12月25日(日)
- [於] 古今伝授の里フィールドミュージアム 和歌文学館(岐阜県・郡上市)
編集後記 2016-9
VR(仮想現実)が流行りつつあります。いくつかのメーカーからヘッドセットが登場していますが、先日「HTC Vive」を試す機会がありました。スター・ウォーズや恐竜の世界に入り込める体験は、意外と想像通りですこし拍子抜けしました。ヘルメットをつけて世界を見ているような視野の狭さは、少しばかり気になりました。
一方で、360度の視野角で写真・動画が撮影できるカメラが増えてくるなど、個人がコンテンツを制作するための道具も揃いつつあります。歌会や批評会などを360度の動画で撮影しておけば、50年後・100年後の人々にとってとても貴重な資料になるのではないかと思っています。
(tankaful編集部 光森裕樹)