連載第1回当時「一昨日短歌をはじめた」人ももう歌歴5か月になる頃です。さまざまな短歌を読んだり、実際に歌をつくってみたりして短歌という小詩型のなかに、思いのほかの広がりがあると思い始めているかもしれません。また、ある程度作品をつくっている人であれば、定型というものの難しさ、不思議さを体験している時期かもしれません。今回は少し長期的視野に立って、短歌を長いこと詠んでいく過程で生じる問題について検討してみましょう。
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「月の回覧板」では、短歌に関するイベントや歌集批評会、インターネット上で読むことができる記事を毎月紹介しています。偶然短歌botから、今年度の現代歌人協会公開講座まで、今回も多岐にわたってご紹介しています。
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数字やグラフを通して短歌の世界を覗いてみる「試験に出ない短歌の数字」。第5回目は歌集の刊行数から、歌集出版市場の変化を追います。この36年間に刊行された歌集を積みあげると、果たして何メートルになるのでしょうか?
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現在、『uta0001.txt』4月の刊行に向けて、さまざまな準備を進めています。今回は、単純な復刊でなく、<新刻版>として刊行することになった経緯などをお話します。
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前回は「うたつかい」がどんな冊子かということを、現在掲載中のコンテンツを一つずつ詳しくお話することでご紹介しました。このtankafulの記事の第1回から第4回までを読んで下さると、冊子の実物をご覧になったことが無い方にも、「うたつかい」がどんな冊子でどんな人間が作っているのか、イメージしていただけるかと思います。次回はインタビュー記事になりますので、うたつかいに投稿された短歌がどんな雰囲気なのか、今回ご紹介したいと思います。また、うたつかいの今後のことについても、少し触れたいと思います。
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「さまよえる歌人の会」は月に一度、東京都内で開催される歌集勉強会です。参加条件はただひとつ、その月の課題歌集を事前に読んでくることだけ。今回は2014年8月に読んだ大松達知『ゆりかごのうた』をご紹介します。
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昨年12月に実施いたしました「tankafulアンケート:2014-12」にたくさんのご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。ご回答者の属性と「短歌に関わるなかで不便に感じていること」として頂いたご意見をまとめてみました。
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漫画のなかの短歌を紹介する「漫画をよむと和歌になる?」第5回。前回は物語のなかで〈ウイット〉の効いた言い回しとして登場する短歌を取り上げました。特に短歌の登場回数の多い漫画版『ショートソング』、それを可能にする工夫とは?
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「さまよえる歌人の会」は月に一度、東京都内で開催される歌集勉強会です。参加条件はただひとつ、その月の課題歌集を事前に読んでくることだけ。今回は2014年7月に読んだ佐佐木幸綱『群黎』をご紹介します。
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「月の回覧板」では、短歌に関するイベントや歌集批評会、インターネット上で読むことができる記事を毎月紹介しています。今回は、「虚構」についての時評や記事が多い印象を受けました。いま一度じっくり確認しておきたいところです。
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