「さまよえる歌人の会」は月に一度、東京都内で開催される歌集勉強会です。参加条件はただひとつ、その月の課題歌集を事前に読んでくることだけ。今回は2014年7月に読んだ佐佐木幸綱『群黎』をご紹介します。
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短歌というジャンルは、おのずから一人三役を要求される場所です。あるところでは作り手として、また別の場所では鑑賞者として、さらには評者として一人の人間がこの三つの役割をほぼ均等に担っていくことが多く、見ようによってはなかなか大変なジャンルかもしれません。これまでの連載では主に作り手側の問題を取り上げてきましたが、今回は歌会の場を例に、少し視点を変えて鑑賞者、また評者側から短歌を見ていきたいと思います。
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前回の記事で紹介した「うたらば」に掲載する短歌を選ぶときの基本的な考え方は、採用短歌を見ることでより具体的で分かりやすいものになるはず。今回は、一部ではありますが採用短歌をご紹介しつつ、読者の心を掴むポイントはどんなところにあるのかを見ていきたいと思います。
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数字やグラフを通して短歌の世界を覗いてみる「試験に出ない短歌の数字」。第4回目はこの5年間で、結社の数がどのように変化したのかを追います。毎回「数えて満足」で終わっている気もしますが……気にせず数えます。
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中澤系歌集『uta 0001.txt』を読む会では、参加者全員に歌集が行きわたりませんでした。この状況で、どうやって読書会を運営したのかをお話します。
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前回は「うたつかい」がどんな風にして広まったかということを、この3年間の流れを感じながらお話しました。大切な方との出会いなくしては語れない部分でしたが、前回書かせていただいたエピソードもほんの一部分にすぎない、と読み直して思いました。さて、今回は「うたつかい」が実際どんな冊子か、中身のご紹介をしたいと思います。
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漫画のなかの短歌を紹介する「漫画をよむと和歌になる?」第4回は『ショートソング』(原作:枡野浩一/漫画:小手川ゆあ)他を取りあげます。短歌がたくさん登場する本作の秘密とは?
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絵であれば、具体的な絵か抽象的な絵かというのは、比較的わかりやすいものですが、短歌の具体と抽象についてはもう少し慎重になってみていいかもしれません。「もっと具体的なものを一首に盛り込んだほうが良い」というアドバイスは、歌会の発言などでときおり聞かれるものの典型で、それはそれで一理あるのですけれども、ただ単に「具体的なモノ」を一首に放り込んでみたところで、具体的な作品がかんたんに生まれてくるわけではありません。「具体的なモノ」というマジックワードを一緒に掘り下げていきましょう。
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2012年8月25日。横浜で、『uta 0001.txt』を読む会を行いました。通常の歌集批評会とはずいぶん雰囲気が違う、不思議な読書会でした。
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フリーペーパーとしてカフェ等で配布している「うたらば」は短歌を知らない人の目に触れる可能性の高い冊子です。せっかく手にしてくれた人が冊子をそっと元の場所に戻さないために、掲載作品選びには短歌と読者の距離感を強く意識しています。今回はちょっとしたコミュニケーションデザイン概論。短歌以外でも応用できるかも?
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