連載記事
記事の一覧:全 47 件
短歌の新人賞に応募しているのは誰か?
数字やグラフを通して短歌の世界を覗いてみる「試験に出ない短歌の数字」。第3回目では、短歌の新人賞の応募者数推移をじっくりと眺めてみたいと思います。若手の活躍が目覚ましいとされる昨今、数字にはどのように現れているのでしょうか?
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歌詠む男とナルシズム
漫画のなかの短歌を紹介する「漫画をよむと和歌になる?」第3回は『暗殺教室』(松井優征)、『歌男』(業田良家)、『金剛番長』(鈴木央)を取りあげます。登場人物の自作短歌が詠まれるこれらの作品。でも彼らの歌って、なんかちょっと変?
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てさぐりで進む
2012年春――。今回は、<中澤系プロジェクト>がネットから飛び出して、リアルな世界で動き始めたころの出来事をお話します。
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「価値観」の扱い方
「価値観」という言葉は、短歌の世界では比較的よく出てくるワードのひとつです。たしかに日常生活でも「価値観の違い」などといってバンドが解散したり、カップルが別れたりするものですが、短歌の世界でもざっくりした言葉の割に、批評などではなかなかの威力を発揮します。強力かつ何か言ったふうな気にさせてくれる言葉であるがゆえに、使用する側はもちろん、使用される側にとっても注意を要するのではないかと思います。
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うたらばの作り方
うたらば最新号vol.11【家族】が10月初めに公開されました。今回は最新号リリース記念として、普段は見えない制作工程を赤裸裸に書いてみようと思います。短歌募集開始から締切、選歌、撮影、編集、校正、サイト更新、印刷、発送まで。長いです。でもさらっと読めるはず。最後には新しい試みも。
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うたつかい制作現場レポート
堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』を読む
「さまよえる歌人の会」は月に一度、東京都内で開催される歌集勉強会です。参加条件はただひとつ、その月の課題歌集を事前に読んでくることだけ。今回は2014年6月に読んだ堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』をご紹介します。12月13日に開催される『やがて秋茄子へと到る』批評会のお知らせも。
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”みそひともじ”は何文字か?<後編>
数字やグラフを通して短歌の世界を覗いてみる「試験に出ない短歌の数字」。第2回目は前回に続き、”短歌は何文字ぐらいなのか?”という疑問をきっかけに、ルビやカタカナの使用状況について詳しく見ていきます。おまけとして、一首の構成要素に特徴のある歌も紹介しています。
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挽歌の効能
漫画のなかの短歌を紹介する「漫画をよむと和歌になる?」第2回はルネッサンス吉田『茜新地花屋散華』と島田虎之介『東京命日』を取り上げます。仙波龍英、寺山修司の短歌を引用した二作品、引用によってどのようなメッセージを作り上げたのか探っていきます。
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